【元メガバンカー談】銀行員に向いている人・向いていない人の特徴

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「安定している」「お金の知識が身に付く」などの理由で、銀行員は就活生に根強い人気のある職業です。同様の理由で、他業種から銀行への転職を考える人も多いと思います。

しかし、どんな人が銀行員に向いているのかは、想像が難しい部分もあるのではないでしょうか。

この記事では、元メガバンカーの私が考える、銀行員に向いている人・向いていない人の特徴を解説しています。

ぜひ、自分が銀行員に向いているのかどうかを見極める参考にして下さい。

目次

銀行員に向いている人の特徴

はじめに、銀行員に向いている人の特徴をお伝えします。

【銀行員に向いている人の特徴】

  • 数字に強い
  • 知識欲が強い
  • 社交性が高い
  • 責任感が強い

それぞれ見ていきます。

数字に強い

お金を扱っている銀行員は、イメージ通り毎日数字と向き合います。

もちろんパソコンや電卓があるので手で計算をすることはほとんどありませんが、企業の決算書、融資額、利率など、数字に囲まれて仕事をしている為数字に強いに越したことはありません。

事務オペレーションをする時やお客さまの情報をパソコンで照会する時も、頻繁に数字を使います。

例えば、入金をするならパソコンに「12345」と画面番号を入力すると入力オペレーションの画面が表示され、通帳再発行をするなら「54321」と入力すると通帳再発行の画面が表示される、などです。

事務担当者は、これらの5桁の数字を100パターン以上記憶し、日々業務を行っています。

知識欲が強い

銀行員は数字に強く、金融知識だけあれば良いという訳ではありません。色々なことに興味をもち、知識を蓄える必要があります。知識欲が強い人が向いているのです。

例えば、ある企業に融資をするにはその会社のことをよく知る必要があります。

その会社が今後も売上を伸ばしていき、融資した金額をきちんと返済できるか判断する必要があるからです。

銀行はあらゆる業界のお客さまと取引をするので、不動産から飲食、化粧品、子ども用品など各業界の動向をつかみ、その企業の今後の展望を見極める為に、常に学び、知識をつけることが求められます。

営業担当者は、飲食業を営むお客さまの案件に取り組む際は、「今後の飲食業界について」のような本を読むなど、お客さまのことを知る努力は欠かせません。

また、幅広い知識を付ける為にも、銀行員にとって毎朝の新聞は必須で、多くの銀行員は日経新聞を片手に出勤します。

社交性が高い

銀行員の中でも、社交性が高い人の方が仕事ができると言われることが多いです。銀行員の仕事は机に向かって、頭を使うばかりだと思われがちですが、実際はそうではありません。

お客さまを訪問し雑談をする中から、潜在的なニーズを引き出し、契約を取って来るケースもあります。

例えば、「今度、子どもが大学に進学するの」と聞けば教育ローンの話をし、仕送り用に子どもの口座開設を提案するなど、できる銀行員ほどお客さまとのたわいない会話から収益をあげられるのです。

また、社交性が高くお客さまから信頼される銀行員には、そのお客さまが自分のご家族や知り合いの方を紹介してくれることもあります。

「この銀行員の○○さん、信用できるから、こないだ話していた住宅ローンの話、相談してみたら?」という具合です。

このように取引を拡大させることができる銀行員は高く評価されます。真面目で頭が固そうと思われる銀行員ですが、私が働いていた時も、意外とお喋り好きな人が多いと感じていました。

責任感が強い

銀行で扱う書類の中には不備があると法令違反になってしまうものもあるので、銀行員は絶対にミスは出さないという責任感を持って仕事をしています。責任感が強くないと銀行業務は務まりません。

自分が作成した、もしくは検印した書類には印鑑を押しますが、その印鑑には「この書類に責任をもちます」という意味が含まれているのです。

また、銀行は企業にお金を貸すことが仕事ですが、企業の財務状況によっては融資できないこともあります。

銀行が融資できないとその企業は倒産してしまうかもしれませんが、貸出金を回収できないことは銀行側の損益に直結するからです。

融資する場合でもしない場合でもそれぞれリスクがあるので、その判断に責任をもつことが求められます。

銀行には様々なお客さまが来店されるので、著名人が来店することもあります。しかし、お客さまの住所や口座残高などの個人情報は決して外部に漏らしてはいけません。

ここでも銀行員としての自覚や責任が求められます。

銀行員に向いていない人の特徴

次に、銀行員に向いていない人の特徴をお伝えします。

あくまで傾向に過ぎない点にご留意いただけますと幸いです。

【銀行員に向いていない人の特徴】

  • 細かいルールを守るのが苦手
  • 人と関わるのが苦手
  • 勉強が嫌い

細かいルールを守るのが苦手

銀行ではお金や個人情報を扱うので、それらを守るために非常に細かいルールが決められています。ルールを守るのは銀行員として基本中の基本なので、苦手な人は銀行員には不向きです。

契約書や申込書は記載方法がきちんと決められていて、間違えると法令違反になるものや、お客さまに迷惑をかけてしまうケースもあります。

法改正や税率改正でそのルールも頻繁に変わるので、変化への対応力も求められます。

郵便物を発送する時も、ただ切手を貼ればよいだけではなく、発送記録簿に記入をし上司の印鑑をもらうなど、他の業界では考えられないくらい煩雑な手続きを踏まなくてはならないこともあります。

私も最初は「ここまでしないといけないの?」と驚きましたが、全てはお金や個人情報を守る為に決められていることなのです。

人と関わるのが苦手

銀行員の仕事の中で、一人で完結させられる業務は一つもありません。

お金や個人情報を扱っているので、行員による不正を防ぐため一つの書類を作成したら必ずチェックが行われます。

重要な書類になればなるほど、チェックする人数は多くなり、担当者、主任、課長、副支店長、支店長、と5人以上の印鑑が押印される書類もあります。

それだけ多くの人と関わりながら仕事を進めるので、人と関わるのが苦手では銀行員の仕事は務まりません。

銀行内はもちろん、お客さまとの関わりも重要です。銀行窓口には1日数百人のお客さまが来店されます。

また電話での問い合わせも多く、1日に50件以上の電話対応をすることもあります。

銀行のお客さまは、老若男女、様々なので、それぞれのお客さまへの丁寧な対応が求められます。

勉強が嫌い

銀行員はとにかく勉強することが多いです。

新入行員は、最初の半年間は基本的にずっと勉強することになります。私の場合は、入行前にも資格試験を受け、銀行員の洗礼を受けた気分でした。

研修も多く、中堅・ベテラン行員になっても研修があります。法改正や税率改正、行内の手続きが変更になるたびに覚えることが増えていくので、勉強が嫌いな人には辛いと思います。

また、資格試験に合格しないと出来ない業務もあるので、合格しなければならないというプレッシャーもかかります。

資格試験だけでなく、銀行内の手続きやルールをきちんと理解しているかをチェックするテストも定期的に行われます。

そのテストの点数が人事評価に響き、ボーナスに影響することもあるので、気は抜けません。

まとめ

今回は銀行員に向いている人・向いていない人の特徴についてお伝えしました。

この記事を読んで「向いていないかも」と、銀行員になるのを諦める必要はありません。銀行員の中には、数字が得意ではない人もいますし、人との関わりが苦手な人もいるからです。

実際、私も数字に強い方ではありませんでしたが、銀行員として働くうちに鍛えられ、今では苦手意識はありません。

銀行員になりたいと思っている人にとって、ここで紹介した内容が今後の参考になれば幸いです。

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