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証券会社のブラックランキング|パワハラ・セクハラはあるのか?
厳しい詰め文化、昔ながらのパワハラ・セクハラ体質が噂される証券会社。
野村證券や大和証券などの大手証券会社は、国内でもトップクラスの年収を誇ることもあり就活生からの人気も高いですが、「給料は良いけど実際はブラックでは…?」と不安になる人も少なくないと思います。
そこでこの記事では、元証券マンで金融営業特化型の転職エージェントを運営している筆者が、証券会社のブラックランキングを独断と偏見で解説していきます。
さすがに個社名を出すと怒られそうですが、危機回避できるレベルの解像度ではお伝えしますので、ぜひ最後までお読みくださいませ。
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証券会社のブラックランキング
ブラックとは?
はじめにブラックを定義したいと思います。ここでは「仕事のきつさの割に報酬が見合っていない度合い」をブラック度とします。
ゴールドマンサックスやバークレイズなどの外銀(IBD)は労働時間だけみると間違いなく超ブラックですが、報酬も桁違いなのでブラックとは言い切れません。現に就活生からも圧倒的に人気の業界です。
そのため、「報われなさ」とも表現できるブラック度を基準とした順位付けになっている点にご留意ください。
1位.地場証券の営業職
証券会社のブラックランキング1位は地場証券の営業職です。
- 地場証券とは?
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主に個人投資家を対象に地元を営業エリアとして活動している小規模な証券会社のこと。大手証券、準大手証券、中堅証券、インターネット証券などと区別して地場証券という。(引用元:野村證券|地場証券)
「だと思います」ではなく「です」と断定できるのは、営業の厳しさの割に報酬が見合っていないからです。
大手証券会社の営業職も厳しいですが、少なくとも全国的に知名度がありブランド力もあるので、地場の小さい証券会社と比較すると営業のしやすさが雲泥の差です。
また、大手証券会社のほとんどは平均年収が1,000万円以上であるため、負担に対する報酬は見合っていると言えます。
一方で地場証券は会社にブランド力はほとんどなく、営業先では煙たがられるケースがほとんどです。年収も400~600万円ほどであり、証券業界としては低い印象です。
また、地場証券にはコンプライアンスの遵守する意識がどうしても堅い大手企業より弱いため、詰め文化も根強く残っています。
営業のしにくさ、報酬の低さ(負担に対して)、詰め文化が残っていることから、証券会社のブラックランキング1位は地場証券の営業職だと言えるでしょう。
2位.中堅証券のホールセール部門
証券会社ブラックランキング2位は中堅証券のホールセール部門です。
- ホールセール部門とは?
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証券会社、銀行の業務の中で、大企業や機関投資家、公共機関などの顧客を対象とした大口の業務のことをさす。証券会社の場合、株式や債券の引き受け、資金調達や運用、M&Aの仲介などを行う。(引用元:野村證券|ホールセール業務)
証券会社のホールセール部門は大きく分けて2つあり、大口取引をトレードしたり自己勘定取引をするマーケット部門と、IPOやM&A支援を行う投資銀行部門があります。
地場証券にはホールセール部門がないケースが多いですが、準大手証券や中堅証券はある程度の顧客基盤と大手企業の取引先が存在するため、ホールセール部門を抱えている会社が多いです。
ホールセール部門は証券会社の花形部署だと思われていますが、中堅証券では実態が異なります。これは自分が大口顧客(大手企業の財務・経理担当者)の立場になるとわかりやすいです。
大手5社、なかでも独立系2社の野村證券と大和証券は、ホールセールビジネスとして国内で圧倒的な実績と信頼があるため、よほどの理由がない限りこの2社と取引しない理由はありません。
また、メガバンク系列の3社のSMBC日興証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、みずほ証券は、メガバンクという法人とのリレーションがすでに強い会社がグループにいるので、取引先としても「三井住友銀行さんにはお世話になっているから、兄弟であるSMBC日興証券さんとも取引した方が良いか…」となるのです。
しかし中堅証券はどうでしょうか。大手証券会社と比較して実績もなければ、価格競争力に優れているわけでもありません。グループに銀行もないため融資を出しにした取引もできません。
このような実態があっても、上司は「大手には勝てるわけないよね。それならコンペに負けても仕方ないか(笑)」となるはずもなく、不利なことがわかりながらも案件獲得のために日々走り続けるのです。
その上、給料が特段良いのかと言われると、年収500~800万円ほどに落ち着くことがほとんどなので、割が良いとは決して言えません。
専門的なスキルや知識が身に付きますし、金融人として成長できる環境は整っていると思いますが、構造的に劣位的な環境で仕事しないといけないこと、そして報酬が特段高くないことを考慮し、中堅証券のホールセールがブラックランキング2位としました。
3位.大手証券の地方営業職(下位支店)
証券会社のブラックランキング3位は大手証券会社の地方営業職です。なかでも営業成績が芳しくなく下位支店のブラック度が高いですね。
大手証券会社でも地方の小さい支店は本部の監視の目が行き届いていない場合があり、管理職が暴れているケースが少ないながら存在します。
ただし、人格否定などの過度なパワハラはなく、支店の成績が悪くても基本給が十分高いのでブラッド度合いは低いと言えるでしょう。
証券会社にパワハラ・セクハラはある?
大手証券会社ではセクハラは90%ない
大手証券会社5社は親会社が上場していることもあり、コンプライアンス意識が高い傾向にあります。
【大手証券の親会社】
- 野村證券→野村ホールディングス
- 大和証券→大和証券グループ本社
- SMBC日興証券→三井住友フィナンシャルグループ
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券→三菱UFJフィナンシャルグループ
- みずほ証券→みずほフィナンシャルグループ
ひと昔前までは証券会社ならではのパワハラ・セクハラは大手証券にもあったと聞きますが、今ではほとんどなくなりました。
大手口コミサイトをみてもその事実が確認できます。
もちろん上司によって雰囲気は変わるが、全社的にパワハラ等には厳しく対応する姿勢がある。
引用元:openwork|野村證券
昔はパワハラまがいの こともあったと聞いているが、今ではあまりなさそう。⾃分も特に問題なかった。
引用元:openwork|野村證券
最近は⼈事部が特にパワハラ・セクハラに厳しく、部下に対して厳しくあたる⽀店⻑は激減、基本的にはいない。
引用元:openwork|大和証券
セクハラは全くと⾔っていいほどない。外部の弁護⼠と連携し、アラートを極秘で鳴らすことができる。
引用元:openwork|SMBC日興証券
地場・中堅証券会社では支店によってはある
地場証券、中堅証券会社の一部ではいまだにパワハラ・セクハラは存在します。
大手証券と異なり上場していないケースが多いので、コンプライアンス遵守の意識は弱い傾向にあります。
法令遵守の意識は強くパワハラや、とくにマタハラなどは少ない印象だが、その分パワハラと⾔えない微妙なラインの精神的ストレスは多い。だからこそ何も⾔えない。
引用元:openwork|東洋証券
採⽤時の⼈事担当者や本社の⼈々はまともな⼈感じだが、営業現場の⽀店⻑クラスは営業成績の為ならパワハラしまくりの体育会系の⼈が多い。
引用元:openwork|岡三証券
女性社員に怯える上司がいる時代
昔の証券会社を知っている方からすれば信じられないでしょうが、実は今上司と部下の立場が逆転しているケースがあります。若手女性社員に上司が怯えているのです。
⽀店の雰囲気はその時の⽀店⻑や営業統括によって⼤きく異なるが、最近は⼈事部が特にパワハラ・セクハラに厳しく、部下に対して厳しくあたる⽀店⻑は激減、基本的にはいない。特に若⼿社員の離職に対してナーバスであり、若⼿社員に対しては特に丁寧に接するようになったが、悪く⾔えば若⼿に対して⽢くなってきているともいえる。
引用元:openwork|大和証券
管理職はセクハラで問題になるのを⾮常に恐れているため、⼥性は働きやすい。その結果として、⼥性に”優しい”と”⽢い”を履き違えている。
引用元:openwork|みずほ証券
口コミを見てもわかるように、今の証券会社ではセクハラはまずありませんので、女性は安心して仕事ができるでしょう。
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まとめ
ここまで証券会社のブラックランキングやパワハラ・セクハラ事情をお伝えしました。
昔は「人格否定の詰めは当たり前」「パワハラされてこそ一人前」「セクハラを喜んでこそ証券レディ」なんて文化もありましたが、今はガラッと変わってとても働きやすい業界となっています。
高いレベルの営業力、金融知識、人脈が身につくので、社会人として成長したい方は証券会社に挑戦してみてはいかがでしょうか。
大手証券会社であればブラック度が低くて待遇も良いので、目指すのであればまずは大手5社を目指すと良いでしょう!
最後に、証券会社の転職におすすめのコトラについて紹介しておきます。
コトラの公式サイトに加えて、口コミをまとめた記事もありますので、そちらもあわせて参考にしてください。