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【最新版】日本M&Aセンターの業務内容・強みと弱み・平均年収を解説

今回はM&A仲介大手の日本M&Aセンターの業務内容・強みと弱み・平均年収をお伝えしていきます。
日本M&Aセンターとは
日本M&Aセンターとは、東証一部に上場している大手M&A仲介会社の1社です。
M&A・事業承継の成約実績No1であり、年々業績を上げている企業の一つです。
社名 | 株式会社日本M&Aセンター |
代表者 | 三宅 卓(代表取締役社長) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号 鉃鋼ビルディング 24階 |
社員数 | 653名(2021年3月31日時点) |
URL | https://www.nihon-ma.co.jp/ |

日本M&Aセンターの業務内容
日本M&Aセンターの業務内容は、もっぱらM&A仲介業務です。
そもそもM&Aとは、”Merger & Acquisitions”の略であり、企業・事業の合併や買収を意味する言葉です。
今回は、日本M&Aセンターのホームページに記載されている「成功するM&Aの流れ」をもとに解説していきます。
【M&Aの流れ】
- 事前コンサルティング
- 戦略立案
- マッチング
- アフターサービス
事前コンサルティング
M&A仲介サービスを最初の業務として、次のような事前コンサルティングを行います。
事業承継診断 | 事業承継をどのように行うのかをアドバイスする |
成長戦略コンサルティング | 会社の成長戦略をコンサルティングする |
株価算定 | 会社の価値を株価算定を通じて分析する |
戦略立案
事前コンサルティングを終えたら、いよいよ本格的にM&A実現に向けて動き出します。
戦略立案段階で行う業務は次の通りです。
企業評価 | フェアバリューとM&Aマーケット動向を加味した上で、客観的に企業評価を行います |
企業レポート発行 | 企業特性を緻密に分析した独自レポートを発行します |
候補企業の抽出・選定 | 業界最大規模のデータベースから、数万件もの候補から理想の相手を選出します |
マッチング
戦略立案まではほとんどの業務は事務作業ですが、マッチングからは、いよいよ本格的に関係者とお会いしてM&Aの交渉をしていきます。
具合的な流れは次の通りです。
【マッチングの流れ】
- 候補企業への提案:「戦略立案」の段階で抽出・選定した企業へアプローチします
- トップ面談:アプローチした企業の役員や株主と面談し、交渉します
- 交渉・成約:買い手・売り手のトップ同士が納得すれば交渉成立
アフターサービス
最後に、M&A完了後のアフターサービスである、PMIサポートを行います。
PMIサポートとは、両社が相乗効果を得ながら持続的に発展するプロセスを売り手企業・買い手企業が共同で推進していくためのサポートを行うことです。
- 「M&Aの発表を従業員、関係会社にどう伝えるのか」
- 「幹部社員への根回し方法」
- 「インサイダー取引防止のための注意点」
このような不安を解消するためのサービスです。以上が日本M&Aセンターの業務内容となります。

日本M&Aセンターの強み
次に、日本M&Aセンターの強みと弱みをお伝えします。
強みからみていきましょう。
金融機関や専門家とのコネクションが強い
日本M&Aセンターの強みとしては、金融機関や専門家との強いコネクションが挙げられます。
そのため、M&Aニーズのあるお客様を紹介してもらえる環境の構築に成功しているのです。

このように、かなりの会計事務所や大手証券会社との繋がりある点は、他社にはない日本M&Aセンターの大きな強みだと言えます。
案件を探すことが最も苦労するM&A仲介業のなかで、自然と案件が降ってくる体制は業績に大きく貢献しています。
情報が集まる仕組みが完成している
金融機関や専門家との強いコネクション以外に、Web媒体での集客力も日本M&Aセンターの強みです。

「THE OWNER」は、東証マザーズ上場のZUUと共同で日本M&Aセンターが運営しているメディアです。
月間250万PVを誇るメディアを通じて、オーナー経営者からの情報提供やお問い合わせが見込めるため、営業効率が良くなります。
また、見込み客の獲得だけでなく、その後の実務を支援するプラットフォーム「BATONZ」も子会社を通じて運営しているため、M&Aに関するオンラインマーケットは日本M&Aセンターの独壇場とも言えます(流石に言い過ぎか…)

オフラインでの営業が主体となるM&A仲介において、Webでも成功している点は同社の強みの一つです。
日本M&Aセンターの弱み
社内統制力・コンプライアンス
日本M&Aセンターの弱みとして、社内統制力があります。
個人の力量がものをいう世界なので、全社員のコントロールは難しいでしょう。隣の社員が何をやっているか分からない場合も多いそうです(すごいな…)
そのせいか、2022年2月14日にとんでもないニュースが報じられました。
日本M&Aセンターホールディングスは14日、2021年3月期の有価証券報告書と、21年4~9月期の四半期報告書を訂正したと発表した。子会社の日本M&Aセンターが手掛けたM&A(合併・買収)の売上高計上時期について、過去5年間で83件の不適切事例が見つかり、21年3月期の純利益を7億3600万円下方修正した。
引用元:日本経済新聞|日本M&Aセンター、過年度決算を訂正 売上高不正83件
信用力を大きく失墜させるきっかけになってしまいましたね。
社内統制力やコンプライアンスは今後改善されるでしょうが、現時点では社外から厳しい声が発生するのは致し方ないでしょう。
手数料の水準が高い
手数料の水準が高いことも日本M&Aセンターの弱みとして挙げられます。
もちろん業界のリーディングカンパニーなのでサービスの質は高いですが、中小規模のM&A仲介会社が続々と出現していることを踏まえると、今後は手数料競争になりそうです。
その場合高い手数料水準では通用しなくなるので、今後収益形態は見直す必要が出てくるでしょう。
日本M&Aセンターの平均年収
次に、日本M&Aセンターの平均年収についてみていきます。
今回は日本M&Aセンターが公表している有価証券報告書、及び口コミサイトに記載されている平均年収を参考にしています。
有価証券報告書でみる平均年収
日本M&Aセンターが公表している有価証券報告書に平均年収の記載があります。
日本M&Aセンターの平均年収は1,200万円超です。ストライクにはやや劣るものの、十分高水準です。
口コミサイトでみる平均年収
次に、口コミサイトのOpenWorkで日本M&Aセンターの平均年収をみてみましょう。
有報の平均年収とほとんど一致しています。口コミと有報の年収が同水準というのはかなり珍しいので、実態として本当に高い水準なのでしょう。
年収・賞与について
妥当性がある。個⼈ごとに前年の成果を基に⽬標予算が決められる。当然バジェットが⾼いプレイヤーの⽅がインセンティブ両率が⾼く中途⼊社1年⽬で2000万プレイヤーも夢でない。
基本の固定給も⾼く、⽣活には困らない。成果を出せば多額の給料もらえるので、モチベーションになる。福利厚⽣等については、⼀般的な⽇本の⼤企業の⽅が制度が整っていると思う。
インセンティブには個⼈の売上数字に対する評価に加えて、滞留案件を成約したことに対しての評価、新規開拓に対しての評価など、受託・成約の内容についても評価される仕組みになっている。他にも結婚・出産・採⽤に関するインセンティブもあり、⾊々含めるとかなり厚い待遇と⾔えると思う。
日本M&Aセンターの新卒採用
日本M&Aセンターの新卒採用情報をお伝えします。
M&A仲介業界に興味のある就活生はご参考ください。
募集職種
M&Aコンサルタント職 | M&A仲介に関わる一連の業務(情報の開拓・相談受付・提案・企業評価・マッチング・契約書案作成・条件調整・クロージング等)を行う |
ビジネス系総合職 | 生産性向上、会社運営、関連事業を担うミドルオフィス、バックオフィス、業務を行う |
採用フロー
【日本M&Aセンターの採用フロー】
- エントリー
- 会社説明会
- ES提出
- 面接(複数回)
- 内々定
初任給・福利厚生
【日本M&Aセンターの初任給】
M&Aコンサルタント職
大卒:280,000円
院卒:290,000円
ビジネス系総合職
大卒:260,000円
院卒:250,000円
生活関連制度 | ベネフィットワン、リゾートホテル会員権 |
休暇関連制度 | 祝日・夏季休暇・年末年始・有給休暇・慶弔休暇 |
資産関連制度 | 退職金制度 |
日本M&Aセンターを目指す学生には就活サービス「dodaキャンパス」をおすすめします。

数分で無料登録できるため、積極的に活用して効率的に就活を進めていきましょう。
日本M&Aセンターへの転職
次に、日本M&Aセンターのキャリア採用情報をお伝えします。
募集職種
日本M&Aセンターは、2022年9月時点において、次の職種を募集しています。
- コンサルタント
- スタッフ
- コーポーレート
- エンジニア
有利になる資格
日本M&Aセンターへ転職するにあたって有利になる資格は次の通りです。
資格名 | 有利になる理由 |
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M&Aエキスパート認定資格 | M&A実務に必要な知識を証明できるため |
事業承継士 | 事業承継実務に必要な知識を証明できるため |
公認会計士 | M&A戦略立案やPMI支援に必要な財務知識を証明できるため |
司法書士 | M&Aで発生するさまざまな登記手続きを担当できるため |
FP | 財産運用や年金、保険について幅広い知識を証明できるため |
転職した人の評判
営業力一つで大きな成果を獲得できるのは、この業界の大きな魅力です。情報が勝手に集まってくるので、業界の中でも営業しやすい会社だと思います。逆に言えば、情報を上手に活用する能力も必要なの、ロジカルな営業ができる人は向いています。
M&Aコンサルタントしては、女性はあまり活躍できない印象があります。女性差別を受けるという話ではなく、体力勝負の側面があるからです。一方で、士業やバックオフィス職で活躍している女性は多いので、フロント以外であれば女性も活躍できると思います。
よくこの業界はワークライフバランスが終わっていると言われていますが、半分正解で半分不正解です。というのも、管理は全くされないので、いつでも出社して良いですし、ずっと家にいることもできます。自分の裁量で仕事ができるのです。ただし、成果を出し続けるという前提であるため、一度成果を出すコツを掴めば、公私ともに充実するのではないでしょうか。それまでは休みなしです!笑
まとめ
ここまで日本M&Aセンターの業務内容・強みと弱み・平均年収などについて解説しました。
Web集客や紹介基盤に強みを持つ日本M&Aセンターは、M&Aキャリアを築くのにとても良い会社です。
M&A仲介への転職に興味のある方は、【マイナビ転職エージェントサーチ】がおすすめです。
M&A仲介の求人数、M&A仲介希望者向けのサポートが充実しています。

日本M&Aセンターのニュース
最後に、日本M&Aセンターに関するニュースをまとめています。
包括的な産学連携推進に関する協定締結のお知らせ
株式会社日本 M&A センターホールディングスは、国立大学法人神戸大学大学院経営学研究科と「中小 M&A に関する包括的な産学連携推進に関する協定」を2022年9月27日に締結いたしました。本件は、国内唯一の中小 M&A 研究・教育を促進する協定となります。
引用元:日本M&Aセンター(2022年9月27日)
企業評価システム「V-Compass」リニューアル
当社の連結子会社である株式会社企業評価総合研究所は、未上場企業株式の市場価値を試算する企業評価システム「V-Compass」をリニューアルいたします。今回の「V-Compass」のリニューアルでは、全国の金融機関や会計事務所が本格的にビジネス利用できるシステムへの刷新を行い、M&A 業界における企業評価のプラットフォームへと発展させていくことで、より健全な市場の成長に寄与する狙いです。
引用元:日本M&Aセンター(2022年8月19日)
日本郵政グループと「あとつぎ探し」の支援サービスを開始
当社の連結子会社である株式会社日本M&Aセンターと株式会社バトンズは、日本郵政株式会社および日本郵便株式会社とともに 2022年8月29日より近畿エリアの郵便局において、「あとつぎ探し」の支援サービスを開始しますのでお知らせします。
引用元:日本M&Aセンター(2022年8月3日)
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