IFAの取扱商品とは?証券・保険・不動産も提案できる

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株式や投資信託などの金融商品だけでなく、IFAは保険や不動産など様々な商品を提案することができます。

また、資産運用のアドバイス以外のサービスを提供しているIFAもいるため、具体的にIFAの働き方をイメージするために、この記事ではIFAの取扱商品とサービス内容をお伝えしていきます。

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目次

IFAの取扱商品(金融商品)

はじめに、IFAの取扱商品(金融商品)を見ていきます。主な商品は次の通りです。

【IFAの取扱(金融商品)】

  1. 株式
  2. 債券
  3. 投資信託(ファンド)

株式

IFAの代表的な取扱商品といえば株式でしょう。日本株だけでなく、米国株や中国株などの外国株も取引できます。IFAは証券会社出身者が多く、株式の提案を得意とするIFAは多いです。

SBI証券や楽天証券と連携していれば新興国株にもアクセスできるため、まずはこの2社と提携しているかを確認すれば良いでしょう。

債券

債券もIFAの代表的な商品です。

IFA法人が提携している証券会社によって、扱っている債券の種類は異なります。国債や社債、外貨建て債券であればほとんどの証券会社が取り扱っていますが、銘柄は異なるので注意が必要です。

仕組債を扱っているIFAも多いです。理由は単純に、IFAが組成する仕組債の方が条件が良い場合が多く、ライバルである対面証券会社と比較して優位だからです。

なお、仕組債はあかつき証券が強い印象があります。すぐにレートを確認できますし、出てくるレートも高水準です。

仕組債を武器に営業したい方は、IFA法人があかつき証券と提携しているか確認すると良いでしょう。

投資信託(ファンド)

投資信託の提案を強みとしているIFAも少なくありません。

アクティブファンド、インデックスファンド、ETF、REITなど、顧客の意向に沿った様々な投資信託を提案することができます。ヘッジファンドを扱うことも可能です。

また、固定的な収入がないIFAにとっては投資信託の信託報酬は魅力的です。インカムゲイン(信託報酬)の蓄積を目的に投資信託に注力する方も多いので、取り扱える商品は確認しておくと良いでしょう。

保険商品

【IFA取扱商品(金融商品以外)】

  1. 保険商品
  2. 不動産

次に、IFAの取扱商品(金融商品以外)について見ていきます。

取り扱える商品が多ければそれだけ多くの顧客層にアプローチしやすくなるので、しっかり確認していきましょう。

IFAは保険商品も取り扱っています。個人向けに生命保険を販売する場合もあれば、法人向けに損害保険を提案する場合もあります。

保険商品を販売すると月々の収入が増加するので、安定した収入を求めるIFAに好まれます。また、保険商品であれば富裕層以外にもアプローチできるので、営業するマーケットを一気に拡大することができます。

顧客層の拡大やクロスセルとして保険商品は有用なので、保険の知識を身に付けておいて損はありません。

不動産

不動産売買の媒介や代理を行うIFAもいます。

不動産を扱うには宅建士資格が必要ですが、IFAの中には提案商品の幅を広めるために宅建士資格を保有している人もいます。資格がなくても、不動産会社と連携することで提案可能です。

また、不動産に関する悩みを抱えている富裕層は多いので、不動産に精通しているIFAは富裕層マーケットに強くなります。客観的な知識の証明のためにも、宅建士資格はIFAにおすすめする資格の一つです。

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IFAのサービス

次に、IFAが提供するサービス内容を見ていきましょう。

【IFAのサービス】

  1. 資産運用アドバイザリー
  2. タックスマネジメント
  3. ビジネスマッチング
  4. 人材紹介

資産運用アドバザリー

IFAが提供する代表的なサービスとして、資産運用アドバイザリーが挙げられます。

既述した商品を最大限に活用して、顧客の目標達成に向けた資産運用プランの策定と実行、見直しなどを行います。

タックスマネジメント

タックスマネジメントもIFAが強みとするサービスです。

金融商品に限らず保険商品や不動産を提案できるIFAだからこそ、顧客の税金対策に最適なポートフォリオを提案することができます。

税理士資格を保有するのが一番いいですが難関資格であるため、社内に税理士がいるかどうか、もしくは提携先に税理士法人があるかどうかを確認すると良いでしょう。

ビジネスマッチング

様々なコネクションを持つIFAだからこそ、ビジネスマッチングを行なうこともできます。

ビジネスマッチングとは、顧客企業の取引先になる人・企業の紹介を行なったり、提携先企業を紹介したりすることです。

様々な企業と繋がりのあるIFAは、こうした顧客企業の本業を直接的に支援することもできます。

本業の支援は顧客の信頼形成にとても有効です。可能な限り顧客のビジネスにもキャッチアップしておくと良いでしょう。

人材紹介

取引先に財務・経理社員や秘書など人材紹介をするIFAもいます。

IFAには様々なコネクションがあるので、人材を必要としている会社に適切な人を紹介する場合があります。

IFAであれば前職との繋がりから金融や財務に強い人材や、取引先の社長つながりで秘書や事務員とのコネクションがあるケースが多いので、このような人材を必要としている会社に人材紹介を行うそうです。

レアケースではありますが、顧客が求める人材を紹介できればとても喜ばれるので、IFAとしては常日頃から人脈を大切する必要があるでしょう。

まとめ

今回はIFAの取扱商品とサービスについてお伝えしました。

取扱商品に関しては、証券会社や銀行とそこまで大きな差はありません。しかし、金融機関の営業員からすると手数料を上げることが最優先なので、真に顧客ベースの提案が実現できているか疑問に思う方は多いはずです。

より広く、そしてより深く顧客利益に貢献したい方は、幅広い商品を自由に提案できるIFAを目指してみてはいかがでしょうか。

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