【決定版】証券業界で絶対に役立つ6つの資格を元証券マンが解説

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証券業界で役立ち資格6選
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対象年代20〜50代20~50代20~50代20代後半~40代前半20~50代20~30代20~50代20代
得意業界全業種・全職種営業、コンサル、ITマネジメント、専門職IT、Web金融、コンサル全業界技術職、営業ハイクラス
サポート内容書類添削・面接対策
担当アドバイザー
個別ミーティングレジュメ添削
面接対策
キャリア相談
面接対策・書類添削
面接対策履歴書・ESの添削
転職手続きの代行
履歴書・職務経歴書の添削
面接トレーニング
「DiSC」による行動特性を分析
求人掲載数60万件以上50万件以上25,000件21.420件20,000件219,900件23,000件非公開
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高い年収と営業スキルが身につくことから、就活や転職市場でも人気上位の証券業界。

証券業界を目指そうと思ったら、少しでも内定確率を上げたいところです。その際に役立つの資格です。

そこでこの記事では、証券業界で絶対に役立つ6つの資格をお伝えします。

目次

証券業界で役立つ4つの金融系資格

金融業界で役立つ資格を発信するにあたって、以下の点を満たす資格のみを厳選しています。

【紹介する資格の特徴】

  • 証券業界への就職・転職において有利になる
  • 証券業界においてキャリアアップに繋がる
  • 証券業務において知識を広げるために有用である

証券業界で役立つ資格であれば何でも良い訳ではありません。今更証券外務員の取得を推奨してもしょうがないですよね。

腰を据えて勉強する必要はあるけども、必ず証券業務に役に立つ資格のみを厳選していますので、是非ご参考ください。

証券アナリスト資格(CMA)

試験科目1.証券分析とポートフォリオ・マネジメント
2.財務分析、コーポレート・ファイナンス
3.市場と経済の分析、数量分析と確率・統計、職業倫理・行為基準
試験日4月、10月(年2回)
受験料1次試験:13,000円
2次試験:15,000円
難易度★★★★
勉強時間240〜540時間
概要記事【最新版】証券アナリスト資格の試験概要・難易度・勉強時間を解説

証券アナリスト資格で学習する内容

証券アナリスト資格(CMA)は、証券業界人にとって業務上役立つ知識が体系的に身につく最高の資格です。

他の資格と比較すると計算問題が多く出題されるので、文系人には多少抵抗のある資格かもしれません。

しかし、営業はもちろん、投資銀行業務やマーケット業務でも役に立つ知識が身につけられるので、腰を据えて勉強する価値は十分あります。

上の円グラフでも分かるように、事業会社の財務やIR担当の方々も積極的に取得している資格です。やはり金融知識が体系的に身につくので、どこの業界でも役に立つのでしょう。

証券アナリスト資格で学習する内容は次の通りです。

証券分析とポートフォリオ・マネジメント株式分析、債券分析、デリバティブ分析、ポートフォリオマネジメント
財務分析、コーポレート・ファイナンス企業会計、財務諸表、収益と費用の測定、財務分析、コーポレートガバナンス、コーポレートファイナンス
市場と経済の分析、数量分析と確率・統計、職業倫理・行為基準市場経済、マクロ経済、金融・資本市場と財政、国際貿易、数量分析と確率・統計、職業倫理と行為基準

証券アナリスト資格が役立つ職種

証券アナリスト資格は、金融人であれば誰にでも役立つ資格と言えますが、特に役立つポジションを私の経験と知人の体験談を元にお伝えします。

証券会社の法人営業では、取引先企業の決算情報等をみて、投資資金の有無や有価証券の保有状況を必ず確認します。証券アナリスト資格で学んだ財務・会計知識が法人営業の準備段階でかなり役立ちます。
上場企業の財務部長とのミーティングの際に「お!CMA(証券アナリスト)ホルダーか。なら話は早いね」と言われたことすらありますので、リレーション形成においても有利に働きますね。

リサーチ(調査部門)では、日々マーケットや担当業界・企業の分析を行なってい、レポートではマクロ経済や企業のファンダメンタルについて言及します。
CMAで学習する経済知識は、マクロ経済の動向を把握するのに有用です。もちろん経済指標や企業決算の結果はBloombergやQUICKですぐに確認できます。
CMAはその値が意味することや、その背景を考察する力が身につく良い資格だと感じます。

ディーラーは日頃から現在価値や割引率と言う概念に触れます。デリバティブを用いてリスクヘッジを日常的に行なっている世界では当たり前のように使われる概念であり、CMAの証券分析で学習できます。
ポートフォリオ理論も体系的に学習できるので、ディーラーやファンドマネージャーを目指す方にとっては、リスク分散に関する基本的な知識が身につく資格だと思います。
ポジション管理はシステムで自動的に行なっているので視覚的にすぐに把握できますが、やはり背景を知っている方が望ましいのは当然ですね。

証券アナリスト資格のメリット・デメリット

【証券アナリストのメリット】

  • 難易度と認知度が高いため、顧客とのリレーションを築く上で有効
  • どんなポジションについても有用で汎用性が高い
  • 日々のインプット(新聞、レポート)の質が向上する

【証券アナリストのデメリット】

  • 講費用が高く、敷居が少し高い
  • 2次試験合格まで最低でも2年はかかりすぐに取得できない

証券アナリストの有用性や勉強法に関する記事

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ファイナンシャル・プランナー資格(FP)

試験科目1.ライフプランニングと資金計画
2.リスク管理
3.金融資産運用設計
4.タックスプランニング
5.不動産
6.相続・事業承継
試験日程FP3級:1月、5月、9月
FP2級:1月、5月、9月
FP1級:1月、5月、9月
AFP:任意(提案書を提出)
CFP:6月、11月
受験料FP3級:8,000円
FP2級:11,700円
FP1級:36,900円
AFP:20,000円〜(認定研修の講座によって変動)
CFP:27,500円(6科目受験の場合)
難易度FP3級:★
FP2級:★★
FP1級:★★★★
AFP:★★
CFP:★★★★
勉強時間50〜300時間
概要記事【独学向け】CFPの難易度・勉強法・勉強時間・おすすめのテキストと問題集を解説

ファイナンシャル・プランナー資格で学習する内容

金融業界の中でも特にリテール営業に役立つ大人気資格です。今ではFP2級を昇進要件にしている金融機関も多く、金融人なら1度は学習したことある資格ですね。

グラフでも分かるように、保険や不動産仲介業者などの金融人以外にも取得されている資格です。証券アナリストと比べると幅広い業種の方が挑戦している資格だとわかります。

ライフプランニングと資金計画教育資金設計・住宅資金設計、各種ローンとカード、社会保険の基礎知識、医療保険制度・労働保険制度、独立起業と資金計画、公的年金制度・介護保険制度
リスク管理生命保険・損害保険の仕組み、生命保険・年金保険・損害保険の種類、保険法・保険業法、リスクマネジメントと保険設計、リスクと保険
金融資産運用設計リスクとリターンの評価、経済・金融の基礎知識、流動性預金と定期性預金、積立型商品の基礎、株式・債券・派生商品、投資信託
タックスプランニング個人の所得にかかる税金、法人の所得にかかる税金、ライフプランとタックスプランニング、収入形態とタックスプランニング
不動産アセットアロケーションと不動産、不動産投資分析、不動産の価格評価、不動産取引、不動産関連法、不動産関連税制、不動産の有効活用
相続・事業承継設計遺言とその活かし方、成年後見制度、相続税・贈与税の仕組みと課税財産、財産の評価・評価引き下げの活用、納税資金設計、事業承継の考え方

ファイナンシャル・プランナー資格が役立つ職種

FP資格は、リテール営業を行う会社であれば、どんな業界の方にでも役に立つ資格です。

FP資格が役立つ職種をご紹介します。

証券のリテール営業では、個人顧客の資金に直接アプローチします。そのため、顧客の支出が大きくなる時期を予想してニーズを察知し、その対策を金融商品で行っていく提案方法を採用していました。
FPで学ぶライフプランニングでは、個人の支出要因を体系的に学習することができるので、営業がずっとしやすくなったですね。

ウェルスマネジメント部門では、富裕層が主な顧客です。資産の前に立ちはだかる最大の問題は税金対策です。
FPで学習する相続・事業承継設計では、事業承継アドバイスの一連の流れと必要な知識が身につきます。基本的に各分野のプロにバトンタッチしますが、自分も当該分野の基礎知識ぐらいは持ち合わせていないと仕事になりません。
FPは幅広い分野の知識が身につくので有用だと感じました。

ファイナンシャル・プランナー資格のメリット・デメリット

【FP資格のメリット】

  • 学習分野が広く、色々な業界で役に立つ
  • 認知度が高く、転職にも有利に
  • CFPまで取得すると、独立も視野に入れることができる
  • 受験コストが安い

【FP資格のデメリット】

  • 3級では営業・転職においてインパクトに欠ける
  • 法人営業に役立つ財務知識はあまり身につかない

CFPのメリット・デメリットを解説している記事もありますので、併せてご参考ください。

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プライベート・バンカー資格(PB)

試験科目1.リレーションシップ・マネジメント
2.ウェルスマネジメント
3.不動産
4.税金
5.信託・エステートプランニング
6.マス富裕層
7.職業倫理
試験日程PBC:任意の日時(受験者が指定可能)
PPB:任意の日時(受験者が指定可能)
SPB:4月、10月
受験料PBC:7,100円
PPB:25,200円(各単位8,400円)
SPB:20,000円
難易度PBC:★
PPB:★★
SPB:★★★★
勉強時間10〜450時間
概要記事【PB】プライベートバンカー資格の難易度・評判・試験概要を解説

プライベート・バンカー資格で学習する内容

金融機関が富裕層営業に力を入れ始めてから急激に注目を浴びている資格がプライベート・バンカー資格です。

下のグラフを見ると分かるように、総資格認定者数は2,400人を超えるほどの人気資格になってきました。

出典:日本証券アナリスト協会|試験データ

学習内容はファイナンシャル・プランナー資格と重なる部分が多いですが、主な相違点は次の2点です。

【PB資格とFP資格の違い】

  1. PBはターゲットを富裕層としている⇨資産運用より資産保全に焦点を置いた内容
  2. PBでは社長個人と会社の資産を包括的に考える運用提案が重要⇨包括的なポートフォリオ提案が要求される

今では銀行や信託銀行でも富裕層営業に特化した部隊が存在しますが、やはり金融資産による運用が肝となってくる以上、受験層のマジョリティは証券会社です。

実際に合格者の多くは証券会社や銀行・信託銀行の勤務者であることが分かります。

出典:日本証券アナリスト協会|試験データ

いずれにしろ金融機関の営業職であれば、まず間違いなく実務に役立つ資格だと断言できます。

出典:日本証券アナリスト協会|プライベートバンカー資格

このようにPB資格の認知度が高まっていることもあり、PB資格の有無が信頼形成に関係してくるケースが増えそうです。

RM顧客を知る、自己を知る、顧客と効率的関係を築く
WM投資政策書、アセットアロケーション、FMS、運用目標、事業承継、相続・贈与での財産移転、保険の活用
不動産不動産の3つの側面、不動産取引と不動産投資、不動産の関連税制、不動産の法令制限、不動産の相続・贈与、海外不動産、不動産を取り巻く経済環境
税金日本の税法体系、個人・法人の税法体系、国際税務、タックスプランニング、事業承継における自社株対策、金融商品に関わる税金
信託・EP信託の活用、成年後見制度について、エステートプランニング、富裕層へのリーガルサービス
マス富裕層マス富裕層の定義・職業特性、マス富裕層資産のキャッシュフロー特性、マス富裕層へのマーケティングアプローチ
職業倫理職業倫理について考え方、法令・自主規制とPB業務、PBの職業行為基準、PB資格保有者に対する懲戒

プライベート・バンカー資格が役立つ職種

プライベート・バンカー資格は、金融業界の営業職であればほぼ例外なく役立つ資格です。

リテール営業では、法人資産とオーナー社長個人の資産に対して包括的なソリューション提案をする必要があります。
PB資格で学ぶ「WM」や「不動産」では、富裕層が抱えるニーズを解決する具体的な方法を学習することができます。

ウェルスマネジメントでは、先述したように、お客様は億単位の資産をお持ちの富裕層です。当然新規の飛び込み営業はかなり難しく、顧客獲得の方法としては非効率です。
PB資格で学ぶRMでは、富裕層営業において最も重要な顧客紹介を受けるのノウハウを学ぶことができます。お客様が違うお客様をご紹介くださることはこれ以上ない喜びであると同時に、営業成績に大きく影響します。
税金や不動産を学習することも大切ですが、信頼がものを言う富裕層営業においては、RMで学習する営業ノウハウがかなり実務に役立っていると実感しています。

プライベート・バンカー資格のメリット・デメリット

【PB資格のメリット】

  • 富裕層営業という、時代にあった知識が身に付く
  • 事業承継も扱うため、中小企業営業にも有用
  • 信託を学べる数少ない金融系資格である

【PB資格のデメリット】

  • 証券アナリストやFPと比較すると認知度が低い
  • 市販に出回っているテキストが少ない
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米国証券アナリスト(CFA)

試験科目Ethical and Professional Standards
Quantitative Methods
Economics
Financial Reporting and Analysis
Corporate Finance
Equity Investments
Fixed Income
Derivatives
Alternative Investments
Portfolio Management and Wealth Planning
試験日程Level1:2月、5月、7月、8月、11月
Level2:5月、8月、11月
Level3:5月、8月、11月
受験料Level1:US$700〜1,000
Level2:US$700〜1,000
Level3:US$700〜1,000
難易度Level1:★★★★
Level2:★★★★
Level3:★★★★★
勉強時間400〜1,500時間
概要記事CFA資格とは?難易度・勉強法・勉強時間・おすすめのテキストを解説

CFA資格で学習する内容

CFAはChartered Financial Analystの略であり、日本語では「米国証券アナリスト」と呼ばれています。

出題内容が難しいことに加えて、問題は全て英語で出題されるため、金融系の最難関資格と認識されています。

CFAは金融業界最強資格なので、CFAホルダーはグローバルな金融機関に所属しているケースがほとんどであるため、平均年収も1,000万円は軽く超える水準です。

出典:CFA Institute|CFA Program

CFA資格が役立つ職種

トーレディング業務では、少しでも有利に取引するために様々な情報をインプットする必要があります。
Bloombergで主に情報収集するのですが、ほとんどの情報が英語表記です。英語で金融用語やポジション管理について学べるCFAは、実務に必要な知識を体系的に学べる非常に良い資格です。

投資銀行業務では、クライアントに提供するための資料を日々作成しています。クライアントによっては英字資料を作成する場合があるので、英語力は必須です。
社外でも社内でも英語を使うことが日常的にあるため、英語で金融知識を体系的に学習できるCFAは非常に有用だと思いますよ。

CFA資格のメリット・デメリット

【CFA資格のメリット】

  • 金融系最強資格であり、栄転・転職に繋がる
  • 金融と英語を同時に身に付けることができる
  • グローバルな資格であり、海外への転職も可能

【CFA資格のデメリット】

  • 学習費用がぶっちぎりで高い
  • 市販にテキストが出回っていない
  • 英語が苦手だと壊滅的

CFAの勉強法やおすすめのテキストなどを体系的に解説している記事もありますので、併せてご参考ください。

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証券業界で役立つビジネス系資格

以上、証券業界で役立つ金融系の資格を紹介してきました。

次に、金融系の資格ではないものの、取得すると証券会社で役立つ資格を紹介していきます。

宅地建物取引士(宅建)

試験科目1.民法
2.宅建業法
3.法令上の制限
4.その他関連知識
試験日程10月下旬
受験料7,000円
難易度★★★
勉強時間60〜240時間

不動産仲介を行う場合に必ず必要な資格です。不動産業界の外務員みたいなもんですね。

宅建士は比較的難易度が高く、合格率は毎年17%前後です。

それ故不動産業界でも全員が保有している訳ではなく、会社によっては5千円以上の資格手当を支給している場合もあるほどです。

実施年受験者数(名)合格者数(名)合格率
令和3年(10月)209,74937,57917.9%
令和2年(10月)168,98929,72817.6%
令和元年220,79737,48117.0%

グループに不動産会社がある金融機関も多く、お客様のニーズと日々戦っている営業マンにとって、不動産は決して無縁なアセットではないのです。

宅建が役立つ職種

リテール営業では、お客様に不動産を仲介することが稀にあります。不動産の売却や新規購入、賃貸について検討されている場合、宅建士の資格を保有していると比較的容易にニーズを打ち明けてくれます。
最終的には不動産仲介業者に依頼されてしまうケースが多いですが、金融機関の人間に不動産に関する知識があれば、信頼形成にかなり有利に作用します。
仲介も任せてもらえれば大きな数字になるので、取得して損は絶対にありません。

法人営業で不動産を仲介することは少ないです。しかし私の会社の場合、グループに不動産仲介業者があるため、僅かでもニーズを察知できたら宅建士に同行をお願いする場合があります。
宅建資格を取得したのは、パートナーの宅建士とスムーズなコンタクトを取るためでもありますが、結果以前よりお客様のニーズに察知しやすくなりました。
ソリューションして不動産を提案できるようになったのは、宅建がお客様との信頼形成に寄与しているからだと思います。

宅建のメリット・デメリット

【宅建のメリット】

  • 不動産取引ができるのでソリューション提案が充実する
  • 金融人での保有者はかなり少なく、差別化が図れる
  • 市販のテキストが豊富にある

【宅建のデメリット】

  • 年に1度しか受験できず、落ちたら絶望する
  • 営業職でない場合、活かせる職種が限られる

宅建を取得するメリット・デメリットを解説している記事もありますので、併せてご参考ください。

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秘書検定

試験科目1.必要とされる知識
2.職務知識
3.一般知識
4.マナー・接遇
5.技能
試験日程2022年6月19日(日)
2022年11月13日(日)
2023年2月5日(日)
受験料3級:2,800円
2級:4,100円
準1級:5,300円
1級:6,500円
難易度3級:★
2級:★★
準1級:★★
1級:★★★
勉強時間20〜360時間

秘書検定は、社会人に必要なマナーや社会常識が身に付く資格です。

証券業界に限らず、金融業界では高いレベルのマナー意識が必要となります。適切な言葉遣いはもちろん、食事や移動中の作法まで幅広いマナー知識が要求されます。

秘書検定では、このような業務上必ず必要ではないけれど、目上の人やお客様と接する時に印象を良くするマナーや社会常識を体系的に学習することができます。

秘書検定が役立つ職種

私は現在銀行で秘書として働いていますが、前職は証券会社のウェルスマネジメント部門に所属しておりました。いわゆる富裕層営業ですね。
若手から超富裕層と接する機会を頂けたので、変な失態を犯さないようにマナーや常識を学習できる秘書検定を取得しました。
1級まで取得したことによって、言葉遣いや接待スキルはもちろんのこと、仕事の取り組み方まで根本的に見直すことができました。

秘書検定のメリット・デメリット

【秘書検定のメリット】

  • 営業に求められるマナーや常識が身に付く
  • 仕事の仕方や印象についても学習できる
  • 富裕層営業では特に有効性を実感できる

【秘書検定のデメリット】

  • 金融知識は身に付かない
  • 会社の研修で十分である場合もある

秘書検定を取得するメリット・デメリットや、勉強法について解説している記事もありますので、併せてご参考ください。

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まとめ

証券業界で役立つ資格を紹介していきました。

資格よりも実務経験の方が有用であることに異論はありません。しかし、資格勉強で学習する知識も証券業務で役立つことは経験的に断言できます。

むしろ知識がないと業務にならないこともザラでしょう。

証券業界でキャリアアップを目指される方は、今回ご紹介した資格に挑戦されてみてはいかがでしょうか!

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