【合格者談】CFP金融科目の勉強法・難易度・勉強時間を解説

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この記事では、CFP金融科目の勉強法・難易度・勉強時間などをお伝えしていきます。

合格者目線で発信しますので、これからCFP金融科目の受験を予定されている方はご参考ください。

目次

CFP金融科目の合格ラインと合格率

具体的な勉強法や難易度を見る前に、CFP金融科目の近年の合格ラインと合格率を見ていきましょう。

合格ライン合格率
21年第2回27点37.0%
21年第1回28点34.9%
20年第2回29点35.4%
19年第2回27点29.6%
引用元:日本FP協会|試験問題・模範解答・合格ライン

※20年第1回はコロナウィルスにより中止

過去4回分の試験データを確認する限り、CFP金融科目の合格ラインは27〜29点合格率は29〜37%です。

試験回によりますが、金融科目に安心して合格するためには、少なくとも合格ラインは6割(30点)を目指す必要があるでしょう。

CFP試験について体系的に解説している記事もあるので、是非ご活用ください。

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CFP金融科目の難易度

次に、CFP金融科目の難易度を、他科目や他資格と比較しながら見ていきます。

他科目と比較した難易度

CFP金融科目は、CFP6科目のなかで最も難しい科目だと言われています。複雑な計算式が多い上に、扱う概念も身近ではないため理解しにくいためです。

しかし、FP協会が公表している「AFP・CFP業種別データ」では、AFP・CFPの過半数が金融業界人です。半分以上のCFP受験者にとっては、金融科目は日頃から業務で扱っている分野なのです。

金融業界での勤務経験がない方にとっては最も難しく、金融業界での勤務経験がある方にとっては最も易しい科目と言えます。

FP1級と比較した難易度

CFP金融科目と、FP1級の金融科目の難易度はほとんど同じです。試験範囲も計算問題の内容も重なっています。

違いがあるとすれば、試験制度です。CFPは科目別受験が可能であるため、金融科目を単体で受けることができます。金融科目のみに焦点を絞って対策できるのです。

この違いは合格率にも反映されており、CFPの金融科目の合格率が25~40%あるのに対して、FP1級は15〜20%ほどです。

科目同士の比較ではほとんど同じですが、試験制度を考慮するとCFP金融科目はFP1級より簡単だといえるでしょう。

証券アナリストと比較した難易度

CFP金融科目と証券アナリストとでは、証券アナリストの方が難しいと言えます。

CFP金融科目は貯蓄商品の解説、投資信託の価格計算、NISA制度など、個人向け金融商品や制度に関する問題が多いです。日頃リテール金融に携わっている方や、投資を行っている方には馴染みのある用語が多いでしょう。

一方証券アナリストでは企業財務やポートフォリオ理論など、法人向けの財務知識や高度な金融知識が要求されます。金融人でも聞き馴染みがない用語が出てくるため、CFP金融科目より証券アナリストの方が難しいと感じる方が多いと思います。

とはいえ、経済指標解説、債券・投資信託の価格計算、トータルリターンの計算など重複している内容も多いので、横断的に取り組みやすい資格と言えます。

CFP金融科目の勉強時間

CFP金融科目の勉強時間の目安は、金融に関する基本知識の有無で次のように異なります。

【CFP金融の勉強時間目安】

  • 金融知識がない方:50〜80時間
  • 金融知識がある方:30〜50時間

計算に抵抗がなかったり、金融知識がある程度備わっていれば、CFP試験向けの知識をインプットするだけなので50時間前後で終わると思います。

証券会社や銀行(特に法人営業やグローバルマーケット部門)に勤めている方であれば、30時間程度の終わると思います。

一方で、金融に馴染みのない方にとって、債券価格や為替計算など小難しい計算があったり、各概念が難しいことからも、80時間かかる場合もあるでしょう。

テキストに一通り目を通して見て、自分の理解度を確認すると良いでしょう。

CFP金融科目の勉強法

CFP金融科目の勉強法をお伝えします。

あくまで私が実践した勉強法なので万人におすすめとは言えません。参考程度にしてください。

財務指標・債券・投資信託の計算に慣れる

CFP金融科目では、非常に多くの計算問題が出題されます。

  • 預貯金の利子計算
  • 財務指標の計算
  • 投資指標の計算
  • 各種金融商品の価格、利回り、収益性の計算
  • 為替の計算
  • デリバティブの計算

21年第2回の試験問題を確認しただけでも、非常に多くの計算問題が出題されています。

公式や解法を覚えたとしても、計算に時間をとられると最後まで辿り着けない場合があります。これは非常にもったいないので絶対に避けたいです。

逆に言えば、計算問題を得意にしておけば確実な得点源になります。民法や税制とは異なり、公式は滅多に変わらないからです。

金融科目は公式の理解と計算の早さがポイントになることは認識しておくべきでしょう。

時間がなければ計算問題を一部捨てる

CFP金融科目では様々な計算問題が出題されますが、試験まで時間がなければ一部計算問題を捨てる選択も賢明だと思います。

例えば、21年第2回の試験では、為替に関する計算問題は4問出題されています。仮に為替を捨てても4点の失点で済みます。(4択なので確率で言えば3点の失点)

受験者なら分かると思いますが、為替の計算問題は複雑でかなり時間がかかってしまう項目ですよね。結構な計算量なのに終盤に出題されるし…

これを丸々捨てることで、他の項目を徹底的に復習する時間を捻出できます。試験突破に焦点を置くのであれば、この方が合格しやすいと私は考えています。

こんな荒技ができるのは、CFPの配点がどんな問題でも等しく2点であるためです。日本FP協会、ありがとうございます(笑)

ただし、あくまで時間がない方におすすめするだけで、時間に余裕のある方は当然全項目勉強すべきです!

CFP金融対策におすすめのテキストと問題集

『図解即戦力金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書』

AFPで金融科目を苦手としていた方、もしくはAFP合格から期間が空いた方には、CFP向けの参考書に取り組む前に、リハビリ本を挟むことをおすすめします。

その際におすすめなのは『図解即戦力金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書』です。

CFP試験に直結した内容を、図解やイラストを使用しながら楽しく学習できます。


図解即戦力 金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]

『CFP資格標準テキスト 金融資産運用設計』

FP協会の公式テキストである『CFP資格標準テキスト』シリーズの金融資産運用設計のテキストがおすすめです。

本書は、改定される前までは「読みにくい」「試験に関係のない内容まで扱っている」「頻出分野を扱っていない」など散々たる内容でした。

しかし、改定後は読みやすさと収録内容が見直され、一気に試験対策用のテキストとして評価を受けるようになりました。

読みやすさと網羅性から本書をテキストとして利用することをおすすめします。


CFP資格標準テキスト 金融資産運用設計

『CFP受験対策精選過去問題集 金融資産運用設計』

一通りのインプットを終えたら問題集に取り組みましょう。

問題集の解答解説に記載されている公式や解法がかなり重要なので、積極的に答えを見て解法をインプットしていきましょう。

FP協会公式問題集より収録されている問題数が多く、解答解説も丁寧なのでおすすめです。


CFP受験対策精選過去問題集 金融資産運用設計

まとめ

今回はCFP金融科目の難易度や勉強法をお伝えしました。

金融科目は資産運用を行う上で役立つ知識が多いので、非金融職の方にも役立つ資格です。

今回お勧めしたテキスト・問題集を活用して、効率よく学習を進めていきましょう。

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本記事で紹介した書籍

図解即戦力 金融のしくみがこれ1冊でしっかりわかる教科書[改訂2版]

CFP資格標準テキスト 金融資産運用設計

CFP受験対策精選過去問題集 金融資産運用設計
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