【最新版】日商簿記の合格率・難易度とは?メリット・デメリットも解説

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今回は日商簿記の試験概要(試験日・合格率・難易度)について発信していきます!

メリット・デメリットもお伝えしているので、日商簿記の取得を目指している方はご参考ください。

目次

日商簿記とは

日商簿記試験を運営する商工会議所によると、日商簿記は次のように定義されています。

簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能

引用元:商工会議所|簿記とは

このように、簿記はどんな企業で働いていても、または自分で企業を経営していても、必要となる経営・財政知識を身に付けることができる資格です。

日商簿記の試験概要

日商簿記の試験日

日商簿記の試験日は統一試験かネット試験かで異なるので注意しましょう。

ネット試験では、上記試験日より個別に試験日を予約することができます。つまり、自由に試験日を指定できるようになったので、勉強計画はかなり柔軟になりましたね。

試験日
統一試験1~3級:2022年6月12日
1~3級:2022年11月20日
2~3級:2023年2月26日
ネット試験2級:2020年12月21日より随時
3級:2020年12月14日より随時

ネット試験では、上記試験日より個別に試験日を予約することができます。つまり、自由に試験日を指定できるようになったので、勉強計画はかなり柔軟になりましたね。

日商簿記の試験会場

日商簿記の試験会場は全国に渡ります。

試験会場についても統一試験とネット試験とで異なるので注意しましょう。

日商簿記の受験料

日商簿記の検定料は受験する級によって異なります。

1級7,850円
2級4,720円
3級2,850円

日商簿記の受験資格

学歴・年齢・国籍による制限はありません。
※2級や1級からの受験や、1・2級、2・3級の併願受験も可能です。

日商簿記の申し込み方法

日商簿記の申し込み方法は次の通りです。

STEP
申込登録する

インターネットもしくは電話で受験の申込登録を行います

STEP
申込書が届く

申込書(払込取扱票)は登録日から5営業日以内に発送されます

STEP
受験料を支払う

郵便局またはコンビニで受験料を支払います

STEP
受験票が届く

受験票発送日に受験票が発送されます

STEP
成績を照会する

WEB成績票照会期間に、インターネット上で自身の成績を照会します

日商簿記の難易度

日商簿記の難易度についてみていきます。今回は、合格点と合格率から考察していきます。

日商簿記の合格点

日商簿記の合格基準点は70%です。

ただし、1級では「商業簿記・会計学」と「工業簿記・原価計算」の両方で40%以上が合格点となっています。

3級の難易度・合格率

試験回実受験者数合格者数合格率
160回(2022.2.27)44,218名22,512名50.9%
159回(2021.11.21)49,095名13,296名27.1%
158回(2021.6.13)49,313名14,252名28.9%

日商簿記3級の合格率は45〜55%ほどです。受験者の半数は落ちる試験なので、侮らずにしっかり準備する必要があります。

日商簿記の3級のレベルは次のように定義されています。

すべてのビジネスパーソンに必須の基本知識が身に付くとして多くの企業から評価されている。経理関連書類の読み取りができ、適切な処理を行えるようになる。

引用元:東京商工会議所|各級の基準・合格基準等について

合格率だけ見ると比較的難しい試験に思えますが、試験レベルとしては経理書類の読み取りができれば合格できるので、難易度はやや簡単として位置付けることができるでしょう。

2級の難易度・合格率

試験回実受験者数合格者数合格率
158(2021.6.13)22,711名5,440名24.0%
157(2021.2.28)35,898名3,091名8.6%
156(2020.11.15)39,830名7,255名18.2%

日商簿記2級の合格率は15〜25%ほどです。全体の30%も合格できない試験なので、入念に準備する必要があります。

日商簿記の2級のレベルは次のように定義されています。

高度な商業簿記および工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況もわかるので、企業の経営管理に役立つ。

引用元:東京商工会議所|各級の基準・合格基準等について

合格率からみても、難易度は難しい試験と言えます。

1級の難易度・合格率

試験回実受験者数合格者数合格率
158(2021.6.13)7,594名746名9.8%
157(2021.2.28)6,351名502名7.9%
156(2020.11.15)8,553名1,158名13.5%

日商簿記1級の合格率は7〜10%ほどです。表現としては適切ではないですが、合格できたら奇跡と言えるほどの合格率の低さです。徹底的な準備がマストですね。

日商簿記の1級のレベルは次のように定義されています。

公認会計士、税理士などの国家試験の登竜門。極めて高度な商業簿記、工業簿記、原価計算ならびに会計学を修得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。

引用元:東京商工会議所|各級の基準・合格基準等について

合格率や受験者層からみても、難易度はかなり難しいと言えます。

公認会計士、税理士試験の登竜門としても活用される試験であり、会計について本気で学習した人でも落ちる試験なのです。

日商簿記を取得するメリット

次に、日商簿記を取得するメリットをお伝えします。

【日商簿記を取得するメリット】

  • 幅広い仕事に活かすことができる
  • 就職・転職で有利になる
  • 難関な会計・金融系資格の基礎になる
  • 投資判断に役立つ

幅広い仕事に活かすことができる

簿記で学習する内容は、非常に幅広い業種・業態で活用することができます。

もっと言えば、会社の数字を学ぶ資格なので、BtoBビジネスであればどんな業種・業態でも役立つ資格だと言えるでしょう。

就職・転職で有利になる

日商簿記を保有していると、就職・転職の際に有利になる場合があります。

順位資格求人件数
1日商簿記2級1,870
21級建築士1,310
3宅地建物取引主任者1,200
4公認会計士590
52級建築士580
6第3種電機主任技術者470
7日商簿記1級440
8基本情報技術者330
9社会保険労務士250
10第1種電気工事士200
引用元:リクルートエージェント

画像は大手転職エージェントのリクナビが調査したものです。これによると、企業が求める資格として日商簿記が強く支持されていることが分かります。

日商簿記は必ず就職・転職できると保証するものではありませんが、書類審査では良い印象を与える可能が高い資格だと言えるでしょう。

難関な会計・金融系資格の基礎になる

日商簿記は、公認会計士や税理士、証券アナリストなどの難関な会計・金融系資格の基礎作りとして活用できます。

日商簿記1級を取得すると税理士試験の受験資格が与えられるなど、会計系資格では簿記の取得をベースとしています。

簿記で土台づくりしてから、難関資格に挑戦するのも一つの手段でしょう。

投資判断に役立つ

日商簿記を勉強すると、企業の経理・財務面を読み解く力が身につきます。

株式投資では企業の決算資料を読み解くことが重要であり、簿記で学んだ知識がもろに活かされます。

株式投資や事業投資を行う方にとっても有用な資格と言えるでしょう。

日商簿記を取得するデメリット

次に、日商簿記のデメリットをお伝えします。

【日商簿記を取得するデメリット】

  • 合格までの学習期間が長い
  • 教材・講座選びに迷ってしまう

合格までの学習期間が長い

日商簿記のデメリットとして、合格までの学習期間が長いことが挙げられます。参考までに、簿記に必要な勉強時間は次のように言われています。

  • 簿記3級:50時間以上
  • 簿記2級:100時間以上

3級でも、毎日1時間勉強しても2ヶ月弱かかるので、それなりの学習時間を費やすことになります。

教材・講座選びに迷ってしまう

日商簿記は国内でもかなり人気のある資格だけあり、市販のテキストや通信講座が非常に充実しています。

3級向けのテキストだけで何十種類も販売されているので、教材選びに迷ってしまいます。

教材が充実していることはメリットとも言えますが、多すぎるが故にどの教材にすればいいのか迷ってしまうことは、言い換えるとデメリットと言えるでしょう。

最後に

今回は日商簿記の試験概要や難易度についてお伝えしました。

幅広い業種で活用できる、ビジネスパーソン必携の資格である日商簿記は、転職や知識向上に役立ちます。

時間のある方は、スキルアップに日商簿記を活用してみてはいかがでしょうか。

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