IFAは怪しい?胡散臭いと言われてしまう理由とは

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IFAは怪しい、胡散臭い?
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近年証券会社や銀行の営業員に代わって、資産運用アドバイザーとしてIFAが台頭しています。

近年人数が増えたばかりの比較的新しい業態ということもあり、「怪しい」「胡散臭い」というイメージを持たられる方が少なくからずいらっしゃいます。

そこでこの記事では、IFAが怪しいと言われる理由と、真っ当なIFAの見分け方についてお伝えしていきます。

転職するにあたって、正規に活動している真っ当なIFA法人を見極めることは重要であるため、IFAへの転職を検討している方もご参考ください。

目次

IFAは内閣総理大臣の登録を受けている

大前提に、IFAは内閣総理大臣から登録を受けている真っ当な業態であり、金融庁監督の下、適切な営業活動を行なっています。

IFAとは何ですか?:「Independent Financial Advisor」の略称で、金融機関から独立して活動する資産運用アドバイザーを表します。内閣総理大臣から正式に登録を受けた金融商品仲介業者(IFA法人)に所属し、第一種もしくは第二種外務員資格を保有しています。

引用元:楽天証券|よくあるご質問

もちろん、正式に登録を受けているからと全てのIFAが清く正しいとは言い切れません。様々な問題を起こし、処罰を受けたIFAも存在します。

しかし、金融機関から独立した組織とはいえ、多くのIFA法人はコンプライアンスを遵守しており、真っ当なアドバイザーとして活動しています。

本来であれば、「怪しい」「胡散臭い」と言われる理由はないのです。しかし、実際にネットではこのような意見が散見されてしまいます。

考えられる理由を見ていきましょう。

IFAが怪しいと言われる理由

IFAが怪しいと言われる理由としては、次の3つが挙げられます。

【IFAが怪しいと言われる理由】

  • 会社のブランドがないから
  • 手数料稼ぎに走るIFAがいるから
  • オフショアなど胡散臭い商品を扱っているIFAがいるから

会社のブランドがないから

IFAは、最近でこそ日経新聞など各メディアに取り上げられていますが、証券会社や銀行など既存の金融機関と比べるとブランド力では劣ってしまいます。

『IFA PASS』では多くの現役IFAにインタビューさせていただいていますが、多くの方が「IFAとは?から説明しないといけない場合がある」と、知名度の低さを課題に感じられています。

とはいえ、SBI証券や楽天証券など大手ネット証券と提携しているIFA法人が多く、同社と連携しているアドバイザーと謳うことができることから、実務におけるデメリットはそこまでないようです。

知らないものはどうしても怪しく感じてしまうものですから、業界全体として知名度を一層広めることが求められています。

手数料稼ぎに走るIFAがいるから

IFAの報酬体系を見るとわかるように、高い還元率で収入を得やすい仕組みとなっています。

年収3,000万円以上のIFAは決して少なくなく、1億円以上稼ぐIFAも存在します。それだけ儲けていると、怪しい印象を持たれるのは致し方ないでしょう。

真っ当に活動して年収が高くなる場合は当然良いのですが、短期的な収益を重視して手数料稼ぎに走るIFAも残念ながら存在します。この点も怪しいと言われてしまう所以だと思います。

真っ当に活動して高い年収を実現している現役IFA3名にインタビューしている記事がありますので、併せてご参考ください。

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オフショアなど胡散臭い商品を扱っているIFAがいるから

IFA転職サービスを運営している筆者としては、IFAは怪しいという意見に全面的に反論したいです。

しかし、いわゆるオフショアなどの金融庁に認可されていない胡散臭い商品を扱っているIFAも存在することから、どうしても怪しいという印象を持たれてしまいます。本当に若干名なのですが(悲)

真っ当なIFAの見分け方

それでは、真っ当なIFAを見極めるにはどうすれば良いのでしょうか。

2つの方法をお伝えします。

金融商品仲介業者一覧を確認する

所属先が金融商品仲介業者として登録を受けていれば、正規に活動しているIFAと言えます。

金融庁が公表している「金融商品仲介業者一覧」を確認し、記載があれば、内閣総理大臣の登録を受けている真っ当なIFAとして認識できます。

登録を受けていれば、IFAとして活動するだけの適切な人材と体制が整備されている法人に所属していると判断できます(質は千差万別ですが)

ホームページで透明性を確認する

また、ホームページを確認することも有意義です。

  • 代表の氏名
  • 会社の所在地
  • 財務局の登録番号
  • 提携先の証券会社

少なくとも上記が記載されていれば、最低限の透明性は担保されていると言えます。

もちろん上記の内容が正しいかを照合するために、先述した金融商品仲介業者一覧を確認したり、代表の氏名をネットで検索したりすると良いでしょう。

まとめ

今回は、IFAが怪しいと言われる理由をお伝えしました。

当たり前ですが、『IFA PASS』が提携しているIFA法人はいずれも真っ当な法人であり、コンプライアンス体制も万全ですから転職希望者はご安心ください。

IFAへの転職、IFA法人の移籍を検討している方は、転職サービス「ミイダス」に登録して市場動向をチェックするのもおすすめです。

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