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【最新版】フィデリティ投信の業務内容・強みと弱み・平均年収を解説

この記事ではフィデリティ投信の業務内容・強みと弱み・平均年収をお伝えしていきます。

フィデリティ投信とは

フィデリティ投信とは、米国の資産運用会社フィデリティが日本で営業するために設立した資産運用会社です。いわば、フィデリティの日本部門ですね。

日本での歴史は古く、1969年に外資系運用会社として初の日本進出を行った会社でもあります。

会社名フィデリティ投信株式会社
代表者デレック・ヤング(代表取締役社長)
所在地東京都港区六本木7-7-7 TRI-SEVEN ROPPONGI 
社員数234名(2020年10月)
URLhttps://www.fidelity.co.jp/

フィデリティ投信の事業内容

フィデリティ投信の事業内容をみていきましょう。

【フィデリティ投信の事業内容】

  • 公募投信事業
  • 機関投資家事業
  • 確定拠出年金(DC)事業

公募投信事業

公募投信事業では、証券会社や銀行などの150以上の金融機関を通じて、100本以上の公募投資信託を提供しています。

出典:フィデリティ投信「会社案内」

公募投資信託とは?

不特定及び50名以上の投資家に向けて、募集をかける投資信託のこと。主に個人投資家が投資する「株式投信・公社債投信」は、公募投資信託に分類されます。

フィデリティ投信は公募投資信託において圧倒的なプレゼンスを誇っており、国内にある運用会社の中でも頭一つ抜けています。

機関投資家事業

機関投資家事業では、年金、学校法人、財団などの機関投資家のお客様に対して、グローバルネットワークを活用した資産運用サービスを提供しています。

出典:フィデリティ投信「会社案内」

運用会社として世界トップクラスのコネクションと実績を有する同社には、数多くの日本の機関投資家が信頼を置いています。

確定拠出年金(DC)事業

確定拠出年金事業では、日本で同制度が導入された2001年より、確定拠出年金制度に関わる資産運用サービスを提供しています。

実際の運用商品は同社の公式HPに掲載されていますので、ご参考ください。

基準価額一覧(確定拠出年金向け)

フィデリティ投信の強み

次に、フィデリティ投信の強みと弱みをお伝えしていきます。

強みからみていきましょう。

グローバルレベルのブランド力

フィデリティ投信の強みとしては、グローバルレベルで名前が知られているそのブランド力が挙げられます。

フィデリティ・インターナショナルは、世界で25を超える拠点で事業を展開し、運用管理総資産額(AUA)は約63.5兆円に上ります。

外資系ながら日本での知名度は高く、2021年3月時点の公募投資信託の純資産残高は約2.7兆円であり、外資系運用会社では首位です。

日本マーケットにも通用するブランド力は、営業、採用、マーケティングの全てにおいてポジティブに作用します。

運用力

運用力もフィデリティ投信の強みです。運用会社としての実績がピカイチなのです。

日本経済新聞が公表している投信ランキングの「純資産総額ランキング」では、先進国債券(非投資適格)部門で1位となっています。

他の分野でも上位にランクインしているので、実際に確かめてみてください。多くの分野で5位以内に同社の名前があるはずです。

このような高い運用力が同社の大きな強みと言えます。

フィデリティ投信の弱み

手数料(信託報酬)の高さ

フィデリティ投信の弱みとして、手数料(信託報酬)の高さが挙げられます。

運用業界は手数料競争に陥っており、各社次々と手数料が低い商品を打ち出しています。

高い運用力が評価されているので今すぐ顧客離れは進まないでしょうが、手数料に見合ったリターンが一層要求されるようになると、同社への負担は今後強まることが予想されます。

新規事業への消極性

新規事業への消極性もフィデリティ投信の弱みと言えます。

同社は大きな金融グループに属していない独立系の運用会社なので、機動的に事業展開ができるはずです。

しかし、日本での営業はもちろんフィデリティ全体の動きをみても、新規事業投資やM&Aは行っておらず、会社としての成長意欲はあまりみられません。

資産運用会社としての実績は確かですが、他の事業に手を広げても良いと個人的には思いますね。

フィデリティ投信の平均年収

次に、フィデリティ投信の平均年収についてみていきます。

今回はフィデリティ投信が公表している財務情報と、口コミサイトに記載されている平均年収を参考にしています。

財務情報でみる平均年収

フィデリティ投信は、投資信託協会の規定に基づいて財務状況を報告しています。

損益計算書のなかの「給料・手当」と「賞与」を足して給料全体を算出し、同時期の社員数で除することで、1人あたりの平均年収を求めることができます。

【フィデリティ投信の平均年収(報告書)】

給料3,713,392,000円÷社員数234人=15,869,196円

参考:フィデリティ投信「正会員の財務状況等に関する届出書2022」

フィデリティ投信の平均年収は約1,586万円だと分かります。さすが外資系アセマネ、金融業界のなかでもトップクラスに高いですね〜。

口コミサイトでみる平均年収

口コミサイトのOpenWorkでフィデリティ投信の平均年収をみてみましょう。

【フィデリティの平均年収(口コミ)】

平均年収:1,650万円

参考:OpenWork(2022年8月20日)

こちらの口コミサイトの回答者の多くは若手、中堅であることを踏まえると、報告書より少ない水準でも納得できると思います。

フィデリティ投信の新卒採用

フィデリティ投信の新卒採用事情についてみていきます。

新卒でフィデリティ投信を目指す学生はご活用ください。

職務内容

【ビジネス・アソシエイト職】

入社後の2年間は、グローバルのプログラムを受け、ビジネス部門における4つの部署(投信営業、機関投資家営業、クライアントサービス、など)にて半年ずつのローテーションを行う。

採用フロー

【フィデリティ投信の採用フロー】

  1. 書類選考
  2. 会社説明会
  3. ビデオ面接
  4. 1次面接
  5. インターンシップ
  6. 最終面接

初任給・福利厚生

【フィデリティ投信の初任給】

非公表:年棒制(推定600万円)

生活関連制度家賃補助
休暇関連制度完全週休2日制、年次有給休暇(12日~20日)、連続休暇制度
資金関連制度財形貯蓄制度

フィデリティ投信への転職

次に、フィデリティ投信への転職を目指す方に向けて、同社のキャリア採用情報をお伝えします。

中途採用での募集職種

フィデリティ投信では、2022年3月時点でいくつかの職種においてキャリア採用を行なっています。

こちらのオフィシャルサイトで確認することができます(英語です)

https://fil.wd3.myworkdayjobs.com/001/1/refreshFacet/318c8bb6f553100021d223d9780d30be

有利になる資格

フィデリティ投信へ転職するにあたって有利になる資格は次の通りです。

  • TOEIC:調査・運用業務では英語能力が必要になるため
  • 証券アナリスト(CMA):高い分析力が必要になり、運用知識を学習できる数少ない資格であるため
  • 米国証券アナリスト(CFA):国際的な認知度が高く、英語力と金融知識を同時に証明できるため

証券アナリストについては、勉強法やおすすめの教材を発信している記事があるので、併せて読んでみてください。

社員の評判

運用会社には珍しい創業オーナー企業なので、カルチャーはしっかり浸透している。カルチャーがフィットすればこの上ない環境だと思われる。
評価は良くも悪くもフラットなので、上司や先輩に嫌われたら最後。この意味でも、カルチャーに馴染めるかどうかが重要である。

女性でもストレスなく働くことができます。理由は大きく2つ。
1つはFamily Care leave。家族が病気になれば有給を取得する体制が整備されています。もう1つはコロナでの在宅勤務導入。週5日勤務している方は皆無のはずです。女性であれば尚更だと思います。
柔軟に働くことができるので、キャリアと家庭を両立させることができます。

ワークライフバランスは良いですが、全てはパフォーマンス次第です。完全に実力主義なので、ライフに偏りすぎてパフォーマンスが悪ければ容赦無くアウトです。過去に大きなリストラが実行されているので、あまり人がいなくなる光景に新鮮さ覚える人はいないでしょう。

フィデリティ投信の代表商品

フィデリティ・USリート・ファンド

  • 主として米国の取引所に上場されている不動産投資信託(リート)で運用
  • ポートフォリオの構築にあたっては、長期的に潜在成長性の高いリートを選定し、組入れリートのセクターや地域配分の分散を考慮
  • 組入れリートの選定に際しては、リート専任の調査・運用スタッフによる投資価値の分析に加え、米国および世界の主要拠点の株式アナリストによる企業調査情報も活用

2022年7月末時点の組入上位銘柄は次のとおりです。

銘柄名比率
プロロジス9.5%
ウェルタワー6.5%
エクイニクス6.1%
クラウンキャッスル5.0%
デジタルリアリティートラスト5.0%

フィデリティ世界バリュー株式ファンド

  • 主として世界の金融商品取引所に上場されている企業の株式に投資を行ない、投資信託財産の成長を図ることを目的として運用
  • マザーファンド受益証券の組入比率は、原則として高位を維持

2022年7月末時点の組入上位銘柄は次のとおりです。

銘柄名比率
アンテロリソーシズ1.7%
エジソンインターナショナル1.4%
キューブスマート1.4%
エンタジー1.2%
AES1.1%

まとめ

この記事では、フィデリティ投信の事業内容・強みと弱み・平均年収をお伝えしました。

外資系でありながら日本に馴染みの深い同社は、1,000億円以上の運用残高を誇る人気商品を数多く運用しています。

ファンドマネージャーやセールスに興味のある方は、フィデリティ投信をはじめとする運用会社への転職を目指してみてはいかがでしょうか。

証券会社などから運用業界への転職に興味のある方は、【金融キャリア転職】がおすすめです。

金融業界出身者のキャリアアドバイザーが、運用業界への転職サポートします。

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  • 執筆者のプロフィール
MY OPTION編集部

資産×キャリア形成メディア「MY OPTION」編集部です。 大手証券会社、総合商社、メガバンク出身者などで構成されています。

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